世界を翔けるカメラマン田村裕司
初めてアメリカを訪れた時は、さほど感動もなく、西海岸のLAとサンディエゴを歩いただけで飽きて帰国してしまった。
その翌年に、ワシントン、NY、ナイアガラの滝を見て、東海岸のそれぞれの光景にとても感動をした。
そして、メキシコでマヤ文明を追う旅の最後に選んだのは、アメリカ内陸部となるグランドキャニオン、モニュメントバレーであった。
アメリカンインディアンには、マヤの末裔であると言う説の部族が存在する。
アメリカを訪れ、インディアンのルーツを探っていくと、そんな一説に辿り着いた。
マヤ文明を追って、その足で向かったアメリカ、インディアン達の聖地が広がる荒野。
人類とは、どこから来てどこに向かうのだろうか。少なからず、そんなことを考えさせられた。
西海岸、東海岸、そして中央アメリカの旅です。
撮影期間 2011年8月 2012年4月~5月