世界を翔けるカメラマン田村裕司
想像してみてください。
もし、人類の歴史に終わりが来て、またこの地球に全く違う種族が栄え、文明を築いたとしたら、
その種族は、我々の文明を過去のもの(遺跡)として見る事になる。
そのとき彼らは、何を考え、なに何を思うのだろうか?
それは、きっと私達が古い遺跡に触れる瞬間と同じような感覚なのだろう。
しかし、人類がいなくなっても自然は、強くたくましく生き続けるはずだ。
つまり次の種族が見る我々の文明は、自然に帰ろうとする地球の力に包まれた光景だろう。
すべて私の勝手な想像だが、それはもしかしたら、この中の写真のような光景なのかもしれない。
撮影期間 2009年4月~6月